たった1つの不等式から、すべてを組み立てる
5つの原理と、そこから導かれる構造的な判断基準
集客に"無料"は存在しない
毎日2時間 × 30日 = 60時間
× 時給3,000円
= 月180,000円
月18万円の広告を、
ROI未計測で回している
1人の顧客が生涯で払う総額
1人を獲得するのにかかった総コスト
> 3 なら構造的に健全。< 3 なら構造的に赤字。
時間コスト = 月間投下時間 × 機会費用時給
投下時間: 40時間/月
時間コスト: 40h × 3,000円 = 120,000円
ツール代: 6,500円/月
獲得顧客: 2人
CAC = (120,000 + 6,500) ÷ 2 = 63,250円
LTV = 60,000円 の場合
LTV / CAC = 60,000 ÷ 63,250 = 0.95
この場合、集客すればするほど赤字になる構造
この不等式を改善する方法は
5つしかない
なぜ、同じことを言っている投稿は
スクロールで飛ばされるのか?
不等式への作用: CAC ↓(注意獲得効率の向上)
情報量 = 予測不可能性。
予測できる内容は情報量ゼロ。
「情報の豊富さは注意の貧困を生む」
「継続が大事です」
「行動しましょう」
「まずはやってみよう」
予測可能 = スクロールされる
「Instagramの滞在時間は平均33分。その中で表示される投稿は約300件。1件あたり6.6秒」
予測不可能 = 手が止まる
Shannonの定義: 情報量は「受け手の予測を裏切る度合い」で決まる
なぜ、"月収100万"と書いても
誰も信じないのか?
不等式への作用: CAC ↓(転換率の向上)
品質不明の市場では良品が駆逐される。
信頼はコストのかかる行動でしか証明できない。
だからこそ「偽造コストの高いシグナル」が必要になる
「月収100万達成!」
「クライアント多数!」
「自由な生活を実現!」
誰でも書ける = シグナルにならない
「先月の売上347,200円。内訳は...」
「今月の解約率が8.2%に上昇。原因は...」
「施策Aを2週間試して効果なし。次は...」
継続的な開示 = 偽造困難
ここまでがCACを下げる話。
ここからCACをゼロに近づける話。
"バズ"は運なのか?
不等式への作用: CAC → 0(自己増殖による獲得コスト消滅)
拡散は感染症と同じ数式で記述される。
イノベーター効果 → 模倣効果へ遷移する。
K > 1 → 指数関数的に拡大 / K < 1 → 必ず減衰
ここからLTV、
つまり不等式の分子を大きくする話。
"知っている"のに、
なぜ思い出してもらえないのか?
不等式への作用: LTV ↑(リピート・紹介の増加)
購買は想起できたブランドから選ばれる。
想起のきっかけとなる場面・感情・状況。
B = M × A × P
動機 × 能力 × きっかけ
「どんな場面で思い出されたいか」を定義する
CEPが多いほど想起の確率が上がる。ただし一貫性がないと記憶に残らない。
最初の100人は、
どこから来るのか?
不等式への作用: 計測基盤(LTV/CACを計算可能にする)
初期は手作業が最も効率的。
1つの勝ちチャネルが全体の80%を生む。
Stripe創業者が実践した「強引なオンボーディング」
「興味がある」と「使い始める」の間にある摩擦を、手動で消す
| 原理 | 科学的根拠 | 不等式への作用 |
|---|---|---|
| 1. 注意 | Shannon / Simon | CAC ↓ 獲得効率 |
| 2. 信頼 | Akerlof / Spence | CAC ↓ 転換率 |
| 3. 拡散 | SIR / Bass / K係数 | CAC → 0 自己増殖 |
| 4. 想起 | Sharp / Fogg | LTV ↑ リピート・紹介 |
| 5. 初期獲得 | Graham / Thiel | 計測基盤 |
LTVを上げるのか? CACを下げるのか?
どちらでもなければ、やらなくていい。
月1回この計算をするだけで、判断の精度が上がる
プラットフォームが変わっても、時代が変わっても、
この不等式は同じように機能する。
明日やること: LTV/CACを計算する
[連絡先をここに記載]
[次のステップ・導線をここに記載]